MinecraftをさせるためにPCを購入したいが、どれくらいのスペックのPCを買えば迷いますよね。
高ければ動くが10万円超えるのはちょっと。。。
そんな方に、10万円超えない安価なPCを厳選しました。
おすすめPC
私がオススメするPCはこれになります。
CPU | インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー (2.4GHz 8MB) |
OS | Windows 10 Home 64 |
ディスプレイ | 15.6″FHD IPS 光沢あり LEDバックライト マルチタッチパネル(10点) 1920×1080 |
メモリ | 8 GB DDR4-3200 |
HD | 256 GB SSD |
グラフィックス | CPU内蔵 (インテル® Iris Xe グラフィックス) |
このPCをおすすめする理由は「確認すべきポイント」をすべて満たしており尚且安価という点です。
では、確認すべきポイントとは何なのかを順を追って見ていきます。
確認すべきポイント
CPU、メモリ、グラフィックの3つが確認すべきポイントとなります。
説明 | |
CPU | パソコンやスマホにおける頭脳の役割を持つパーツがCPUです。 CPUの性能はデバイスの性能を大きく左右し、CPUが高性能であるほどデバイスの動作は速く快適になります。 |
メモリ | メモリ容量はCPUが利用できる作業机の広さ |
グラフィック | 映像の処理を行う部分。 CPUが処理したデータを映像化してくれます。 |
これらがマイクラが推奨するスペックを満たしているかが重要となります。
では一つづつ見ていきましょう。
CPUについて
現在CPUは大きく分けてintelとRyzenの2種類があります。
CPUの性能を確認するには型番の見方を知る必要があります。
Intel製品の見方
例としてこちらの型版で確認していきましょう。

ブランド名
「Core」はブランド名となっています。
今現在、市場で流通しているintel製品はCoreシリーズがほとんどです。
こちらの商品はCPUにグラフィック機能が内蔵されているので、グラフィックボードが不要になります。
シリーズ名
「i7」はシリーズ名を指しています。
以下のシリーズが展開されておりシリーズによってCPUのスペックが変わってきます。
シリーズ名 | スペック | 機能 |
i3 | 下位 | 計算性能よりも価格の安さを重視 |
i5 | 中位 | 性能と価格のバランスを重視 |
i7 | 上位 | 性能重視 |
i9 | 最上位 | 性能重視 |
プロセッサーナンバー
プロセッサーナンバーは、数字が大きいほど性能が高いです。

先頭の青色の部分は、そのCPUの世代を表しています。世代の確認方法は
・桁数が4桁の場合は、第9世代以前なので先頭の1ケタで確認(例:Core i5 6XXX)
・桁数が5桁の場合は、第10世代以降なので先頭の2ケタで確認(例:Core i5 10XXX)
世代が大きいほどCPUの性能がよくなる事だけ理解できればOKです♫
末尾のアルファベット
IntelのCPUでは、型番の末尾のアルファベットで特徴が判断できるようになっています。
こちらは特に意識しなくてもOKです。
K:オーバークロック可能
F:内蔵グラフィックなし
KF:KとFの合体版
U :省電力
T:省電力
XE:超ハイエンド
X:高性能
Y:超省電力
Ryzen製品の見方
例としてこちらの型版で確認していきましょう。

ブランド名
「Ryzen」はブランド名を指します。
AMD社の製品はこのRyzenのみと言っていいほど、ほぼ一択となっています。
シリーズ名
「5」はシリーズ名を指しています。
以下のシリーズが展開されておりシリーズによってCPUのスペックが変わってきます。
シリーズ名 | スペック | 機能 |
9 | 最上位 | 性能重視 |
7 | 上位 | 性能重視 |
5 | 中位 | 性能と価格のバランスを重視 |
3 | 下位 | 計算性能よりも価格の安さを重視 |
プロセッサーナンバー
プロセッサーナンバーは、数字が大きいほど性能が高いです。

先頭の青色の部分は、そのCPUの世代を表しています。
こちらは第3世代のCPUを指しています。
末尾のアルファベット
型番の末尾にあるアルファベットの文字で更に細かく分類しています。
X:シリーズ内の上位モデル
WX:シリーズ内の最上位モデル
E:省電力モデル
G:CPU内蔵GPU搭載。グラフィックボード無しでもOK
Ryzen 5 3600Xはスレッド数が多く高性能ですが、内蔵GPUを搭載していないモデルなのでグラフィックボードが必要となります。
メモリについて

容量
「8GB」の部分が容量を指しています。
一般的に流通しているのは4GB、8GB、16GB、32GBの4種となっており、大きければ大きいほど良いです。
規格、形状
「DDR4 SO-DIMM」の部分は規格、形状を指しています。
特に意識しなくても良い部分です。
グラフィック
グラフィックには2つのパターンがあります。
・CPUに内蔵されたグラフィックス
・グラフィックボードによるグラフィックス
内蔵グラフィックを使用しているPCの方が比較的安価です。しかし注意すべき点があります。
CPUに内蔵されたグラフィックス
CPUに内蔵されたグラフィックを使用する場合はCPU性能に依存します。
例えば以下で比較してみましょう。
どちらも第10世代のCPUで製品仕様には「インテル UHDグラフィックス」と書かれているだけです。
しかし「3DMark Fire Strike Graphics」のベンチマークで比較すると
型版 | スコア |
Core i3-10110U(インテル UHDグラフィックス) | 859 |
Core i5-10210U(インテル UHDグラフィックス) | 1204 |
と差が出てきます。
安易に「インテル UHDグラフィックス」の1文だけで対応していると判断はしないほうが良いですね。
グラフィックボードによるグラフィックス
CPU内蔵グラフィックでない場合は、「Geforce」のグラフィックボードが積んであります。
近年CPU内蔵グラフィックの性能が向上したため、ロースペックグラフィックボードの需要がなくなったため、グラフィックボードを積んでいる時点でCPU内蔵グラフィックよりも高性能になります。
そのため、マイクラは問題なく動きます。
マイクラ公式が推奨するスペックとの比較
いままで調べてきた内容を元におすすめPCのスペックを確認していきます。
CPU
型版 | Passmark CPU Markによるベンチマーク | |
マイクラ推奨スペック | Intel Core i7-6500U | 3285 |
オススメPC | Intel Core i5-1135G7 | 10104 |
おすすめPCは第11世代、推奨スペックは第6世代のCPUとなっています。
世代が新しいほど良くなっていきます。シリーズが「i7」と「i5」と異なるシリーズなので気になる方もいるかと思いますのでベンチマークも表につけました。
ベンチマークからもオススメPCが良いのが判断できます。
グラフィック
型版 | スコア | |
マイクラ推奨スペック | GeForce 940M | 1622 |
オススメPC | i5-1135G7内蔵(Iris Xe グラフィックス) | 3361 |
マイクラ推奨スペックはグラフィックボード、オススメPCはCPU内部グラフィックなのでベンチマークでの比較が良いです。
第11世代CPUのグラフィック機能が大幅に向上したので、グラフィックボードよりも高性能という事が比較からわかります。
メモリ
容量 | |
マイクラ推奨スペック | 8GB |
オススメPC | 8GB |
どちらも8GBなので問題なくクリアしています。
まとめ
以上の事からおすすめPCは推奨スペックを満たしていることがわかります。
子供が飽きてしまって使わなくなる事を考慮して、最初に与えるPCは極力安価にしたいですよね♫
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