楽しい算数の勉強に最適!幼児や小学生におすすめの知育カードゲーム アルゴの遊び方を解説します

知育

算数の問題集ばかり解くのが面白くない時におすすめのカードゲームがあります。 算数オリンピックを主催している協会から 集中力・記憶力・分析力 を向上させることを目的として開発されたカードゲームアルゴ。
今回は、そのカードゲームのルールを説明したいと思います。

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アルゴとは

「アルゴ」は、2002年、算数オリンピック委員会 理事長 若杉栄二氏を中心に、東京大学数学科の学生有志、大道芸人としても著名な数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明・開発したカードゲームです。

相手のふせられたカードの数字を、ヒントを元に読み解いて数字を当てるというシンプルなルールですが、奥深さとおもしろさが堪能できる知的なゲームです。ゲームを通して、相手のカードを読み解き、ゲームに勝つことを目指します。読み解く過程は、与えられたヒントから試行錯誤しながら分析することが必要になり、徐々に規則性を見いだすことができるようになります。このように論理的思考力を高める効果があります。

セット内容

以下が入っています。

・アルゴカード:24枚(黒12枚0〜11まで各1枚・白12枚0〜11まで各1枚)

・ポイントチップ:40枚(赤4枚・青8枚・黃12枚・緑16枚)

・説明書

基本ルール

カードの並べ方

配られたカードは、自分から見て左から右へ、数字の小さい順に一列に並べます。


白と黒のカードで同じ数字がある場合は、「黒の方が小さい」とします。


ゲーム中、山から引いてきたカードを自分のカードの列に入れるときも、このルール通りとします。
以下は白の1を引いてきた場合です。
黒の0と黒の4の間に配置します。

2人で遊ぶ場合

準備

親を決めます・・・

黒と白のカードをシャッフルし、1枚ずつカードを引きます。小さい数字の人が最初の親になります。
同じ数字の場合は黒が小さい事になります。

親がカードを配ります・・・

カードをシャッフルし、1人4枚ずつカードを配り、残りの16枚を山にして中央に置きます。

4枚のカードを並べる

相手にわからないようアルゴ基本ルール通りにカードをふせて並べます。

ゲームの進め方

 ゲームは「アタック」の繰り返しで進んでいきます。
 「アタック」とは、相手の1枚のカードを指して、その数字を当てていくことをいいます。
 山からカードを引いてきたとき、アタックは必ずしなければなりません。

山からカードを1枚引く

最初は親から始めます。山から引いたカードは相手に見られないように自分だけ見ます。
 (これで、並べたカードとあわせて5枚の数字を知ったことになります。)

相手のカードの中から、当てるカードを決める

初めのうちは、相手のカードがよくわからないので、好きなカードをねらいます。

アタック

引いてきたカードを裏にしたまま、当てようと決めたカードの前に置き、推理した数字をはっきり言います。ここまでを「アタック」といいます。
 ※最初は数字がわからないので、0~11までの中から当てずっぽうで言ってもかまいません。

推理してみよう
●自分の持っているカードは、相手は持っていない。
●カードは「アルゴ基本ルール」通りに並べられている。
(つまり、左から右へ、数の小さい順に並んでいる、ということです。)
この2点が推理のヒントです。さらにゲームが進んでカードがオープンされていくと、ヒントが増えていくことになるわけです。

アタック失敗の場合

「ノー!」と言われたら、親はアタックに使ったカードをオープン(表に)して自分の列に並べます。
 相手のカードはそのままで、アタックを交代します。

アタック成功の場合

「イエス!」の場合、相手は当てられたカードをオープンします。

当てた場合は以下のどちらかを選びます。
1. 今のカードを使って、続けて相手にアタックする。
 尚、はずれるまで何度でもアタックできますが、「ノー!」と言われたら、そのカードはオープンして自分の列に並べます。
2. アタックをやめて、今のカードをふせたまま自分の列に並べ、アタックを交代
 何度かアタックしてステイすることもできます。

ラウンド終了

このように交代でアタックを繰り返し、相手のカードを先に全部オープンさせた方が勝ちです。この1回戦を「1ラウンド」といいます。
以下は下側がすべてオープンになっていますので上側の勝利となります。

下側が負けた場合

幼児向けアルゴ

幼児向けに簡単にかつ耐久性をあげた商品もあります。

まとめ

遊べば遊ぶほど集中力・記憶力・分析力が身につき、論理的思考能力が向上するアルゴで沢山あそんで算数オリンピックにでてはどうでしょうか?

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