自転車に乗れるようになったので公道を乗りたいと言ってきました。公道は公園と違い自動車や人の飛び出しは当然の事、マンホール上でのスリップや段差などたくさんの危険があります。しかし、そんな事ばかり言っていて公道デビューはいつまでもできないと思ったので、先日細心の注意を払いながら公道デビューをはたしました。
今回は、その時に身につけて良かったアイテムを紹介したいと思います。
ヘルメット
子どもの頭部は体全体に占める割合が大人よりも大きく、転倒したときにぶつけやすいという特徴があります。 そして、頭部に損傷を負うと、60%超が死亡に至る重大事故になるというデータが統計で出ています。そのため必ずヘルメットは着用するべきです。
ヘルメットを選ぶにあたって以下の3点を満たしているのが望ましいかと思います。
「 SG基準 」を満たしているか

ヘルメットを選ぶにあたってまず覚えておきたいことは、ヘルメットの安全性を守るためには「基準」があるということ。
日本の自転車用ヘルメットの場合、強制基準はありませんが、任意基準の表示があれば、より高いレベルで安全基準を満たしていると考えて問題ありません。一般的にはSG基準をクリアしているものが多く、そのマークがヘルメットに表記されています。
基準の内容としては転倒時にあご紐が脱落しないことや頭部への衝撃吸収性が満たされているかをさします。
また、SG基準を満たしていても注意することがあり自分で運転する場合と、親との同乗の場合とではヘルメットの種類が異なります。
「6歳未満」の場合には親との同乗が多く、「無防備なままの横への転倒」が多くなり、側頭部の保護範囲がより広くなります。「6歳以上」の場合は、筋力もつきとっさに反応する力も養われてくるため、横への転倒は減少します。しかし、スピードを出して自走した場合、転倒時には予想外の場所を打つため、自分では防ぎようのない後頭部の保護範囲が広くなります。
なので、6歳未満で買ったヘルメットをサイズ的に問題なからといって使い続ける事はやめましょう。
頭の骨格・形状にあったものを選ぶ
欧米人と日本人とでは頭の骨格が違うようなので、 欧米メーカーのヘルメットを買う場合は一度被ってみたほうが良いかと思います。フィットしていない状態ではヘルメットの効果が薄れてしまいます。
ズレない・キツくない! 正しくかぶって脱げない!
「すぐに大きくなるから大きめを選んで・・・」も、「少し小さいけど被らないよりマシ・・・」もNG!
ヘルメットに限らず、子どもの物を買う時には、少しでも長く使えるように、大きくなることを見越してサイズに余裕を持たせてしまいがちです。しかし、ヘルメットにおいては、
大き過ぎると、衝撃を受けた時に、かえって頭へのダメージが大きくなってしまいます。同様に、少し小さめになってきたけど、被らないよりマシ・・・もNGです。
最適なサイズを選んでこそ、ヘルメットの効果が十分に活かされます。
こちらが6歳未満用になります。
6歳以上はこちらになります。
サイクルグローブ
自転車同士でぶつかった場合や、転んだ時に人はまずは手をつくようできていますから最も怪我しやすい場所が手のひらになります。また自転車走行中の転倒では前に進む速度が加わりますから、素手のままだと手のひらが酷く擦り剝けてしまいます。サイクルグローブをしていると手のひらの怪我を防止することができますよ。
ただ冬は手袋が代用できますので夏場限定ので使用になるかと思います。
プロテクター
半袖や半ズボンなど肌の露出が多い服装で転んでしまうと直接肌を傷つけてしますので、けがの状態がひどくなります。そんなとき、プロテクターがあれば守ってくれるため、ないよりケガの状態が軽いです。

ブレイブボードやキックボード、一輪車にも使える!!
鍵
子供用自転車に鍵がついてないので途中でお店に入る際、安心して留めておく事ができません。また、カゴがついていない自転車の場合、大きめのワイヤー鍵を入れるところがありません。
また、少し子供が小学生くらいになって一人で遊びに行った時に鍵をなくすことも想定されますので鍵で開け締めするタイプは避けたほうが良いかと思います。
ジーンズのベルト通すところに引っ掛けられるタイプですとかなり便利ですよ。
まとめ
我が家では「ヘルメット」と「サイクルグローブ」で公道デビューしました。
プロテクターはつけてなかったのですがデビューしてすぐにアスファルトで転倒してしましました。その時は自宅まで片手で抱っこ、もう片方で自転車を押して帰る事になり大変苦労しました。
アスファルトでの転倒はダメージがデカい!!笑
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