幼稚園になるとテレビゲームに興味をもってしまいますよね。ゲームをさせると悪影響ではないのか?発育に良くないのでは?など疑問があるかと思います。今回は、メリット・デメリットとゲームを指せる場合の条件を解説していきたいです。
解説の前に私の意見をまず述べておきたいと思います。
私自身4歳くらいでファミコンデビューしてスーパーマリオをやっていた記憶があります。 その後、ドラクエ3や4でRPPを小学生でやっていた記憶があります。(ちなみに3はバラモスあたりで躓いた気がする。。。) なのでいろいろゲームをやっていて面白かった記憶がありますので、子供に駄目!と無下に言いたく無い意見です。 ただしゲームの怖さの知っており、高校生の時夏休みにダビスタを毎日徹夜でやったりしてもったいない日々を過ごしていたのでデメリットもあることも理解しています。
なので、どの様に向き合えばよいのか、子供にとってどのような好影響を与えるのかを調べてゲームと向き合えればと思っています。
メリット(好影響)
むかしに比べるとゲームが好影響を与えるという意見が多くなってきた印象があります。例えば、ポケットモンスターをプレイしているポケモンプレイヤーは特定の脳領域が発達しているという事がわかってきました。その検証で集めたポケモンプレイヤーたちの大半は科学分野で博士号を取得したり、Googleのような大企業に務めておりポケモンに熱心であることでその人の学力などに何らかの悪影響を及ぼさない事もわかってきました。また、あの孫正義育英財団のメンバーの一人である 渡邉 明大 もポケットモンスターにハマっていたという記事も出ています。
ゲームが子供にとってどのような好影響を与えるのかをまとめてます。
状況判断力
どのゲームをするにしても状況判断の連続なのです。
これができなければクリアできないので、ゲームをしているだけで強制的に身に付いていきます。
ゲーム好きであればあるほど状況判断力が秀でます。例えばパズルゲームでは、どこに何を落とせばブロックを消すことができるのかを瞬時に判断することを必要とします。
論理的思考
物事の筋道を論理的に考える思考力の事を指します。ドラゴンクエストモンスターズでメラ耐性があるモンスターにメラを打ってもダメージが通らない。メラ以外での攻撃でダメージを与える必要があるという結論を見出すのも論理的思考力となります。
クリエイティブ性 ( 創造性 )
創造性とは新しいものを産み出すことを指します。ミシガン州立大学で、彼らは今回12歳の子ども491名に創造性をはかるテストでは、よりゲームをする子どもほど、創造性があることが分かりました。
語彙力
ドラゴンクエストなどのRPGなどでは、文章を読み状況を理解して判断することを必要とします。
また、カタカナや漢字が使われているため知らない言葉をたくさん知ることができます。
記憶力
【三国志】や 【 信長の野望】など歴史シュミレーションなどは、かなりの武将やお城、地名などがでてきます。それをいつの間にか記憶することができます。
私も三国志、信長の野望は大好きなのですが成都などの都市がどこにあるのかわかりますし、好きな日本の武将の生い立ちも頭に入っています。
デメリット
子供に対しても悪影響はありますが、親自身にも悪影響を及ぼす事があります。子供が親に無断でアプリ課金して泣く泣く支払ったりする場合も起きています。ですが今回は子供に焦点をあてて説明したいと思います。
暴力性
テレビゲームによって引き起こされたと報道されている事件はたくさんあります。日本でも殺戮をテーマにしたゲームの『画面の中にあることを試したい』 衝動で 【 川崎中1男子生徒殺害事件】は起きたと言われています。
視力の低下
親世代にはやったテレビゲームでも視力が低下することは指摘されていましたが、最近は携帯型ゲームの普及により、視力が低下する子供は急増しているといいます。携帯型のゲームはコンパクトで持ち運びにも便利ですが、その分画面が小さく目と画面の距離が近くなりがちです。画面に表示される文字のサイズも小さいため、長時間集中することによって目に疲れがたまります。目の疲れは目のピントを合わせるための筋肉などに影響を及ぼし、視力の低下につながります。
学業不振
6歳から9歳までの男の子をテレビゲームを「購入した/ しなかった」グループに分け比較したところ、購入した生徒の方が成績が下がったと言います。そして全員の毎晩の時間配分を調査すると、ゲームを購入した子供の方が、宿題や読書など他の活動にかける時間が減っていたとのこと。
体力がつかない
ゲームは手指を動かすだけの運動であり、全身を使う機会はほとんどありません。部屋で座ったまま同じ姿勢でずっとゲームを続けていれば、筋肉を鍛えたり体力を向上させたりすることがないため、運動量自体が減ってしまいます。運動不足は運動能力や体力の低下だけでなく、肥満、生活習慣病のリスクも高くなるため注意が必要です。
ゲームをさせる場合に気をつける事
上記の様に、悪影響もたくさんあります。しかしそのほとんどが親がコントロールすることで解消できると思っています。この項では、子供にゲームをさせる際に気をつける事を列挙します。
親子で一緒にゲーム
親と一緒にする事で、子供に悪影響があるゲームの場合にいち早くやめさせることができます。
また、ゲーム時間のコントロールもできるので長時間させることもありません。
購入するゲームの選択
年齢に適したゲームを選択するのは当然ですが、知育目線でメリットの大きいゲームを選んであげたいです。最近でいうとNintendo Laboのように知育に特化したソフトもあります。特に目当てのソフトがない場合はジャンルで決めるのも良いですね。ジャンルで的には、RPGやパズルゲーム、シュミレーションゲームが良いです。アクションゲームやシューティングゲームは反射神経が良くなる程度なので極力選択しないほうが良いと思います。
1日1時間以内
「1日1時間以内のビデオゲームは子供達に良い影響を与える」という最新の研究結果が、小児科学の専門誌「Pediatrics」で発表されました。オックスフォード大学のオックスフォード・インターネット・インスティチュートの研究員であるAndrew Przybylski博士率いる研究チームが、イギリス全土の10歳から15歳の子供5000人に対して、ゲームに費やす時間とともに生活への満足度や友人との関係性などを質問し、この研究結果を得たそうです。
調査結果によると、ゲームをプレイしない子供達と比較すると、1日1時間以内ゲームをする子供達は生活への満足度が高く、社交的だとしています。その他にも、1人もしくは他の子供とビデオゲームをプレイすることにより幸福感や、一体感を得られると示しています。
ゲームの前に勉強
ゲームをするために1日1ページ等の条件をつけることでとりあえず勉強をする習慣をつけることができます。
親と一緒にすることでさらなる好影響をもたらす
文字を覚える
ゲーム進行の文字を読んでもらうようにしています。一人では読み飛ばしてしまうでしょうね。

【キレイ】【マシン】を言葉として理解しますし、カタカナを知ることができます。

書斎という単語を覚えますね。
問題解決の手助け
子供がどうしてもクリアできない箇所にヒントを与えることで、問題解決の手助けができます。
私が小さい頃は、ドラクエ3の悟りの書が全く取れずにイライラしたものです。
ちなみにスーパーマリオのノコノコを使った無限1upは親に手伝ってもらいました。

まとめ
親がコントロールすることでゲームも好影響を与えると思っていますので、ゲームだからといって毛嫌いするのでは無く、親自身が一緒にやることでメリット・デメリットを理解し与えることが必要と思います。
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