子供の語彙力と読解力を高めたいと思いこどもことば絵じてんを買ってみました。
実際に子供に読んでもらった感想を中心にレポートします。
語彙力について
語彙力はと、言葉をどれだけ知っているかという能力の事をいいます。以下の図が6歳までに覚える平均の語彙力とされています。 その語彙力向上をことばえじてんを介して得ていきたいと思っています。
年齢 | 語彙数の目安 | 子どもの様子 |
---|---|---|
1歳 | 10語 | 意味のある言葉を話すようになる |
2歳 | 300語 | 爆発的に語彙が増え、文章の理解が始まる |
3歳 | 1,000語 | 「猫は動物」など、関連する言葉も理解しはじめる |
4歳 | 1,500語 | 「AとBがCになった」など、長い文章も理解できる |
5歳 | 2,000語 | 理解力が高まり、能動態と受動態などの使いわけもできる |
6歳 | 2,500語 | 日常で使うほとんどの品詞を理解し、文章も複雑化する |
ことば絵じてんについて
語彙力向上でおすすめなのが幼児のための絵辞典です。ことば絵じてんは、小学館や学研も出版しているのですが、私は三省堂のことば絵じてんを購入しました。選んだ理由としてはテレビでおなじみの言語学者である金田一秀穂さんのお父さんである金田一春彦が監修している!という点でした。なんとなく国語のすごい人が監修しているしめっちゃ良いのではないかという単純なきっかけです。ww
ただ三省堂のサイトに金田一春彦のことば絵じてんに対する紹介文を見て購入を決意しました。
紹介文はこちらになります。
こどもことば絵じてんの内容
1ページあたり8コマに分割していてことばがならんでいます。
コマ右側にことばが書かれており、右から【ことばの意味 】 、【イラスト 】 、【ことばの使い方】 が書かれています。コマによっては 【ことばの意味 】 や 【ことばの使い方】 が書かれていない言葉もあります。まずは、ことばとイラストでイメージさせるように作られていますね。もじの覚えきれていない小さな子どもにも見たら直感的に幼児でも意味がわかるように作られていますね。

我が家での使い方
我が家でやっている、ことばえじてんを使った遊び方を紹介しますね。
紙に書くしりとりゲーム
普段は声でしりとりしているのですが、紙に書いてしりとりをします。行き詰まった時に、ことば絵じてんをつかいます。そうすれば文字も書けるし言葉も覚えるので一石二鳥です!
なぞなぞ
【ことばの意味 】 の箇所を問題にしてなぞなぞを出します。例えば、【けいとなどをあんで、ふくなどをつくること】ってな~んだ?って問題を出します。答えがあみものなら正解です。
かりもの競争
いえの中にある物を辞典からさがしだしてもってくる。わがやではハサミや鉛筆などや帽子などを辞典から選びもってくるようにしました。親もやると白熱しますよ。
ことばえじてんシリーズ
幼児向けに絞って3つ紹介したいと思います。
こどもことばつかいかた絵じてん
表現力が身につく絵じてんとして好評のロングセラーの増補新装小型版。幼児の日常生活にそくした場面設定で、ことばの使い方や使い分けを例示。新たに「にている ことばの つかいわけ」を増補。2歳から6歳向け。
こども もののなまえ絵じてん
食べ物、洋服、乗り物、動植物、家庭内の道具、家具など、幼児を取り巻くさまざまな物とその名称を分野別に図解しています。
こども きせつのぎょうじ絵じてん
年中行事・記念日・祝日を網羅し、月ごとに解説。行事の由来や歴史を絵とやさしい文章で知ることができます。
まとめ
6歳までの幼児期というのは心身ともに成長が著しい時期であり、語彙力に関してもこの時期に語彙を効率よく増やす癖がつけば、その後もどんどん延びていくと言われています。ただ、焦って単に言葉を覚えさせようとするのではなく、しりとりやなぞなぞ等のゲームで親子で楽しみながら自然に語彙力をアップするのが良いのではないでしょうか。
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