2020年からプログラミング教育が小学校で必修化されます。幼児期からパソコンを使わずに
プログラミング的思考力が身に付くようなゲームルールになっており、小学校に入る前からプログラミング教育が始められるロボットタートルズのゲームを紹介します。
ロボット・タートルズの説明
4歳からのプログラミング学習キットとして、 Googleのプログラマーがクラウド・ファウンディング “KickStarter” で予定していた目標出資額をはるかに超える支援が集まり製品化されました。
LOGOという教育用プログラミング言語に着想を得ており、考えた事を見える化する事で子供の思考力を伸ばします。
ゲーム説明
カメ(スタート)が障害物を回避し宝石(ゴール)まで辿り着く道のりをコマンド(命令)カードを並べてプログラミングするカードゲームです。
プレイヤーは「タートルマスター」と呼ばれ、4人まで参加することができます。他のカードゲームと異なっているところはプレイヤーが亀を移動させることができません。プレイヤーとは別に カメを動かす役割の「タートルムーバー」が参加します。子供とする場合は、タートルマスターが子供でタートルムーバーが親の役割になりますね。
ゲームルールが初級~上級までありますので今回は初級ルールを説明することにします。
配置場所
盤面は8×8マスで亀は角マスに配置し、宝石は好きな場所に配置することができます。

コマンド(命令)カード
命令カードは全部で3種類あります。
・前進カード
1マス前進させることができます。進先にマスがなかったり障害物やほかのタートルがいる場合は進むことができません。
・左折カード
マス内で左に90度回転させることができます。
・右折カード
マス内で右に90度回転させることができます。

障害物
タートルの進行を妨げます。障害物によって回避方法や対策がことなります。
・氷壁
レーザーカード(後で説明)で溶かして水たまりにすることができます。
・石壁
迂回するしか方法はありません。
・ 木枠
倉庫番と同じ仕組みでタートルが押す事はできるが引く事ができない木箱です。
マスの端に到達するとそれ以上押すことができません。

その他カード
・レーザーカード
氷壁を溶かすことができます。
・Functionカード
上級でしか使用しないカードで繰り返し処理を行う場合に使用します。

実プレイ
図1の宝石までの道のりをカードで示します。
「前進カード」
「前進カード」
「左折カード」
「前進カード」
「前進カード」
まとめ
限られたカード(内容)で、ちゃんとした順序で指示する必要がある点はプログラムと同様ですし
コマンドカードを出すことによって、親がボード上の亀を動かしてくれる点はコンピューターに仕事させるのと同様です。思考力が身につく以外にもプログラマーとしても準備することができるロボットタートルズを子供を一緒にあそんではどうでしょうか。
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